2018年12月:年末お宮詣り

年末は近鉄の終夜運行を使いお宮詣りをしてきました。まずは天理屋台ラーメンを食べて腹ごしらえです。

ライトアップされている天理駅から桜井駅へと向かいます。車内は混み合い、三輪駅で降りる人も大勢居ました。

桜井駅で降り聖林寺へと向かいます。桜井で降りる人もたくさんいましたが聖林寺へ向かう人は居なかったです。
聖林寺へ向かう途中にきらびやかに明かりの付いていた所があり立ち寄ってみると天満宮でした。
そこの方々が「どうぞ、どうぞ」とお詣りさせてくれ、おしること土産物の木製のおもちゃも頂けました。ありがとうございます。

そこからしばらく集落の中の夜道を南へと歩きました。しばし歩くうちに談山神社の一の鳥居へと到着。
ここからもまだもう少し星と語り合いながら歩きます。まぶしいくらいに輝いていても目にするのはほんの一時なのです。

坂道を登り続けていると聖林寺の看板が見えてきました。にぎわってはいなかったですが、15〜20人くらいは参拝者がおられたと思います。

聖林寺から望む桜井市の夜景。よく分からないけれども町があるんだろうなぁという雰囲気しかありません。

聖林寺に入りブラブラしていると「そばがきをふるまっているのでどうぞ」と言われ中へと入って行きました。ラーメン、おしるこ、そばがきと色々食べれて幸せでした。何よりも非常に寒い中暖まれたのが助かりました。
年末年始期間無料公開を利用し、地蔵菩薩像と十一面観音像を拝みます。フェノロサという外国人が秘仏であった十一面観音像を解禁し、その美しさに驚嘆したというお姿を拝見しましたが、仏像をあまり見た事がないので美しさはよく分かりませんでした。

鐘もついていってくださいと言われたので遠慮なくついてから帰途につきました。寺川を越える橋の上で影で遊んだりしながら先ほど来た道を戻ります。
帰り道のついでなので文殊院にも立ち寄ってみることにしました。

文殊院は天満宮や聖林寺と違い人で満ち溢れていました。そんな中かなりすごい古墳を見たり、文化財保存に財を使った日当労働者の説明板などを見て、正直に言うと十一面観音像よりも驚きました。
下の写真はインスタ映えだと思いますが、用意されてしまったら撮る意味ない気がします。インスタ映えもそろそろ寿命がきそうですね!

最後にもう一つ帰途にあった若櫻神社にお詣りして今年の晦日詣ではおしまいとなりました。
最後に珍しい時間帯の看板を激写して締めくくりといたします。世の中は分からない事だらけでありますが、来年もなにか少しだけでも理解できるものが増えれば楽しいかな、と思っております。