2020/03/20:開墾日記

初めての開墾日に相応しい小春日和の朝だった。風はまだ冷たいが、土を耕しているうちに暑くなるだろう。先日偵察に行った畑の広さに少々不安を感じながらも、手伝った…いや手伝ってもらった草刈りが意外に楽しかったので、そっちのほうに胸が膨らむ。
我が家から自転車をまたぐこと10分弱で斉明天皇陵墓の麓に着く。そこから徒歩で10分。近いような遠いような微妙な距離感なので、毎日、畑の様子を見に行くわけにもいかない。

週末だけの開墾なので、とてつもなくスローテンポになる事は目に見えている。もっと背丈の高い雑草で覆いつくされていたが、Mさんの草刈り機でここまで綺麗になった。本日は刈った雑草を集めて燃やす日。そばに竹林があるので、切り倒された竹もゴロゴロ転がっている。

外で何かを燃やすということが、小学生時代の焼却炉やイモ焼き以来なので、久しく忘れていた感覚が呼び戻されたような感じがした。煙のにおい、嫌いじゃない。昼に完了した時点で、こんなにすっきりとなった。ついでに、畝を1条作ってもらい、ジャガイモを植えた。

手持ちシャベルと簡易組み立て式ピッケルしか持っていなかった我々は、本日の開墾で「それなりの道具が必要」と実感し、ホームセンターへ向かった。鍬と鎌を購入して「ただで畑レンタルできる分、道具で出費が大きくなりそうだね」と思った。
途中、ほうらんやで疲れた体を癒そうと、ドリンクバー・里山シュークリームのセットを頂く。皮がクッキーを食べているような噛み応えのあるもので、クリームがはみ出てしまい食べにくかった。おいしかったが、普通の柔らかい皮のほうが好みだ。

さてさて、これからどのような畑になっていくのやら・・・